サナ(●´⌓`●)トリウム

すきなものをすきなだけ。

刀剣舞台 慈伝観ました(●´⌓`●)

お久しぶりです。こんにちは。

剣舞台観ました(●´⌓`●)

 

今までとまったく毛色を変えてきたので、正直動揺しましたが私はこれはこれでとても好きでした。

これまで本丸の一連の出来事を見届けてきたわけだけれども、その裏にはこういう日常があって。だから彼は彼らなんだなあと思わされるというか。

三日月宗近が守りたかったのは、この本丸なんだなあと感じました。

 

ただまあこれは幸運にもこれまでの物語を全て生で観ることができているからこその気持ちかもしれませんね。

初めて刀剣舞台を観に来た方にとっては、求めていたものじゃなかったかもしれないとは思います(●´⌓`●)

 

でも、きちんと繋がりはあって。

賑やかで笑顔の絶えない本丸の姿に、ここに三日月がいないことが寂しかったです。

 

今まで観てきた刀たちとはまた違う。

あのとき観た物語から1歩進んだ関係性もありつつ、今の彼らに至るまでに何があってどんなことを考えたのか、深読みおばけにはとても見応えがありました。

山姥切を優しく(?)見守ろうとする刀

少しドライな刀

新入りに重きを置く刀

でも、その彼ら全員にも三日月との思い出があって。山姥切とすごした日々があって。

一緒に出陣した経験の違いからなのか、顕現の時期の差なのか、それぞれの刀としてのスタンスの違いなのか。

考えれば考えるほどに奥深いなあと思いつつ。

 

三日月とのことがなければ、あるいは山姥切は長義の存在にもそこまで動揺しなかったのかもしれませんね。

自分が偽物でなければ、もっと強ければ護れたのかもしれないという気持ちもあってぶり返したんだろうな。

 

あんなに反発してた同田貫が山姥切に見せた優しさと。

お前は和田くんなのか長谷部なのかどっちだよという長谷部と(私は好き)

おちゃらけてるシーンが多い分、はしゃぎまくりながらも根が優しい鶴丸と。

ここでゆっくりと成長してきたんだなあという山姥切と。

私が観てきた刀剣たちは、この本丸で過ごしてきたんだなあと見応えは色々なところにありました。

 

それを感じれば感じるほど、三日月はここで過ごすこんな日々が大切だったろうに。何度この本丸を失ったのだろうとやはり切なくもあったりして。

時折感じられる切なさが季節感にぴったりでした。

 

五虎退の捜し物に関しては割とすぐに、もしかしたら!と思い当たってしまったのだけれど。

剣舞台はその予想が当たってからの気持ち良いストーリー運びが好きです。

綺麗に泣けた。

優しくて、あたたかくて、寂しい。

 

失くした心を見つけるまでの物語が今回だったと思うけれど。

色んな意味で綺麗に繋ぐストーリーでした。

三日月から、山姥切へ。

三日月と山姥切の物語から、他の刀の物語へ。

 

次回、きっと山姥切は出ないのだろうけれど

次の次の次くらいには強くなった山姥切と仲間たちで三日月をこの本丸に取り戻して欲しいですね。

 

何度でもいうけど三日月を拡樹くんのまま、山姥切を荒牧くんのまま演れるうちに、三日月のストーリーをやりきってくれ……。

変わるならやらないでくれ……笑