サナ(●´⌓`●)トリウム

すきなものをすきなだけ。

刀剣舞台 悲伝観ました(●´⌓`●)

明治座公演が千秋楽を迎えたのでうずうずしてたこと書きます。

細かいことは書いてないけどネタバレしてます(●´⌓`●)

 

私事ながら、刀剣舞台は早く終われと思っています(●´⌓`●)

 

だって三日月宗近が鈴木拡樹くんじゃなくなったときの哀しみやばくない?あの穏やかで冷たい笑顔を浮かべられる三日月宗近Lv99他にいる???

鈴木拡樹くんはご贔屓ではないけど出てたら目を惹き付けられてしまう俳優さん。

三日月としての拡樹くんはすごいよね。

圧倒的な強さと掴みどころのなさに、突然の冷たさ。

刀剣乱舞という舞台を好きな理由はいくつもあるけど絶対にチケットがほしい!という気持ちはこの三日月宗近の正体を劇場で観たかったからです。

 

結果、予想していた通りであり

予想よりもずっと美しく儚い終焉へと結ばれたなと思います。

 

ずっと考えていた行く末で。

ずっと待っていた行く末で。

早く終われと言いながらも目の前にすると辛いものですね。

 

このしんどい空気の中、不動くんの華と言ったらなかった。

義伝のとき、初見であまりの展開の重さに動揺を隠せず「不動くん!不動くん場を和ませて!」と心で叫んでいました(●´⌓`●)

そんな不動くんが優しくしてくれた三日月を信じようとしてたこと、でも自分の役割にはそれでも向き合おうとしたこと、すごく良かった。変わらぬ不動くんの素直さと成長した姿。

鯛造さんの哀しみのような怒りのような噛み締める表情がとても好きです(●´⌓`●)

不動くんのような場を乱すキャラって本当は苦手なんだけど、不動くんのことが好きなのは鯛造さんの演じた初演と虚伝の不動くんがとてもとてもよかったからです。

まさか鯛造さんの不動くんにまた逢えると思わなかったから本当に嬉しかったなー!

 

あと長谷部のおにぎりの食べ方。

和田くんのお育ちの良さを毎回隠しきれてないなって思うけど、おにぎり両手で食べてるのちょっと微笑む(●´⌓`●)

 

小烏丸もよかったです。

玉城くんの不思議な美しさが小烏丸にぴったりで。小烏丸が突然好きになりました(●´⌓`●)笑

 

東啓介脚が長い(合言葉)

(言いたいだけ)

 

和やかな本丸シーンも目まぐるしいたてもちゃんと胸が熱くなる展開もあって。

これまで登場した刀たちの名前全部出て拍手したし。刀剣舞台はしっかりそういうことしてくれるの素敵よね。本丸襲撃のとき、彼等も戦ってたんだろうな。

不動くんと長谷部の登場シーンにはキャーーッ!って心で叫んだし、ちょっと泣けた(笑)

 

でも、だからこそ解れた糸の先に続く末路により胸がつまったのかな。

 

本丸でみんながぼろぼろになりながら戦ってるときに息が詰まりそうになったことも、山姥切が真剣必殺で出てきた瞬間にああ本当に終わりなんだなと思って涙が止まらなくなったことも、思っていた以上に私はこの本丸が好きだったんだなあと思いました。

 

これまでずっと観てきた山姥切がぼろぼろになって三日月を探す姿は美しいけど痛くって。思い描いていたよりもとても残酷でした。

さすが末満さん…笑

 

荒牧くんって私はとてもスマートな演技をする方だと思っていて。役柄としても感情の起伏は少ない役が多いし。何をやっても上手いし、そつなくできるからこそ、感動もするし好きだなと思うけど、あんまりこう荒牧くん自身の演技そのものに感情を持っていかれることって今まであんまりなくって。

それが今回、抗いようもなく山姥切に持っていかれたなと思います。ストーリーが、というのもあったし、今まで山姥切をずっとみていたから同じ目線で三日月を見つめていたというのもあるだろうけど。

必死に皆を止めようとする姿も、首を振りながら三日月と刀を交える悲痛な表情も、ただ哀しくもあり。ずっと観たかった荒牧くんの姿でもあり。追い続けた物語の行き着く場所に相応しい結びだったなと思います。

最近荒牧くんすごい疲れてそうだったけど、こりゃ疲れるわ…って思いました(笑)

 

集大成と何度も口にされているけれど、読点であって、句点ではない。

結びは終結ではなくて、約束が結ばれた物語という意味なのかなと思っています。

 

結局、三日月が護りたかったものが何なのかも明かされていないし。

本丸襲撃から彼等を護りたかったわけではなかったし。

三日月が護りたかったのは、ただ山姥切との約束なのかな…。いつか山姥切に円環から引き戻してもらうことを願ってるんだろうか。

己の未来を変えたくて何度も彼等を見守っているのか。もっと大きなこの先の未来を知っていたのか。

他に変えたいものが、三日月にはあるんじゃないかな。円環の中に潜ってしまうほどに。ううん(●´⌓`●)

 

刀剣乱舞の舞台も、末満さんのことも信じてないから(笑)

色んなパターンを考えてるんだけど。

 

明治座「特別公演」だけがこのエンディングで、公演の後半でエンディングが変わるパターン

②再演と見せかけて真のエンディングを持ってくるパターン

③全く別の新作としてもう少し先の山姥切が円環の中にいる三日月を終わらせにくるパターン

④大千秋楽だけエンディングが変わるパターン

 

このまま終わる可能性もあるけど、それだとあまりに山姥切も三日月も辛い。

この円環から彼らを救い出して欲しい。

でなきゃ何度初演から見返しても辛いやつ…。えっ、もう1回虚伝からやり直して悲伝のエンディング変えるパターンある?笑

いや、それは………(›´ω`‹ )

 

お願いします、末満さんと偉い人…(笑)

 

思うことは色々あるけど。

舞台「刀剣乱舞」もこのタイミングで生で出逢えたことが幸せな舞台のひとつです。

 

今回とても響いたことの一つは、エンディング曲が勝鬨の歌に戻ったことだよね!

こうして三日月は初演に戻るんだな……っていう円環に私たちも吸い込まれた感。

そして物悲しいカーテンコール…。

三日月をそっと振り返る山姥切…。

 

とりあえず全部しんどくて観終わるとお腹がすく舞台です(●´⌓`●)